DG Camp Akiya

vision

Where creativity connects you to the world.

DG CAMP AKIYA Yokosuka Cityは、横須賀の海と丘陵に囲まれたロケーションを活かし、開放感あふれるオーシャンビューのもとインスピレーションをかき立て創造性を育むことのできるインキュベーションセンターです。

デジタルガレージのネットワークで国内はもとより、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドン、世界中のどことでも繋がり、国境を越えたコラボレーションとアイデアが生まれる場所となっています。

incubation hub

Global Incubation Hub

進化を加速させる
イノベーションの拠点

デジタルガレージは1995年の設立以来、IT業界の“ファーストペンギン”として、数々の挑戦を重ねてきました。テクノロジーの海に飛び込み、時代の荒波を乗り越えながら進んできたこの歩みは、成功だけでなく多くの試行錯誤の積み重ねでもあります。

自らもベンチャー精神を忘れず、その想いを後進に引き継ぎ、より良い社会の実現を目指し2010年には「Open Network Lab」を立ち上げ、世界中の有望なスタートアップや最先端テクノロジーの発掘・育成、そしてグループ事業への実装に取り組んできました。

その過程で、サンフランシスコに「DG717」（2013年）、渋谷パルコDGビルに「Dragon Gate」（2020年）といったインキュベーション施設を開設。そしてこの度、「DG CAMP Kamakura」（2012年〜2024年）の役割を引き継ぐ新たな拠点、「DG CAMP AKIYA Yokosuka City」を横須賀市秋谷にオープンしました。

今後、この施設は「DG717」や「Dragon Gate」とともに、デジタルガレージ独自のグローバルネットワーク「DG Global Incubation Stream」と連携し、世界中のスタートアップを繋ぐインキュベーションハブとして機能します。また、「持続可能な社会に向けた“新しいコンテクスト”をデザインし、テクノロジーで社会実装する」というパーパスのもと、世界をリードするスタートアップの創出に貢献していきます。

林郁

デジタルガレージ代表取締役兼社長執行役員グループCEO

これまで20年に渡りスタートアップのインキュベーションを行ってきましたが、昨今、日本のスタートアップシーンはよりグローバルになり、日本の起業家が世界へ挑戦したり、逆に海外の起業家が日本でIPOを目指す時代となりました。「DG CAMP AKIYA Yokosuka City」を世界中のスタートアップをつなぐインキュベーションハブとして位置づけ、世界を舞台に活躍するスタートアップの育成を通じ、グローバルに次世代のインターネットコミュニティに貢献していきます。世界中のテクノロジーの海に挑むファーストペンギン達をここ、「失敗を恐れない挑戦者を応援するまち」横須賀秋谷から世界へと繋いでいきたいと思います。

Message

小泉進次郎氏

衆議院議員

世界中のスタートアップのインキュベーションハブとして、サンフランシスコ、ロンドン、渋谷、そして横須賀・秋谷が並ぶことを、ひとりの横須賀市民として嬉しく思います。多くのスタートアップの皆さんが、こちらの施設を活用することにより、新たなイノベーションが生まれるであろうと思うとわくわくしてきます。今後このようなスタートアップ支援を背景に、アメリカで奏功しているように、日本でも経済を牽引するようなスタートアップが生まれることを期待しております。

上地克明氏

神奈川県横須賀市長

横須賀にまた新たな先進的な拠点が誕生し、大変嬉しく思っています。ここからは、美しい相模湾や富士山の絶景を望む、大パノラマが広がっています。この素晴らしい環境に刺激され、訪れる方々には沢山のアイデアが、次々と湧いてくることでしょう。現在、横須賀市は、「失敗を恐れない挑戦者を応援するまち」というコンセプトを掲げております。この施設から社会にイノベーションを巻き起こす多くのスタートアップが、世界に羽ばたいていくことを期待してやみません。

長谷部健氏

東京都渋谷区長

デジタルガレージとは、すでに渋谷未来デザインとのプロジェクトをはじめ、スタートアップ関連イベントや「ハチペイ」のサポート、札幌市との連携など、様々な協力をしていただいています。今回の「DG CAMP AKIYA Yokosuka City」の「坂本龍一ネットワークスタジオ構想」を受け、渋谷区としては来年2月をめどに、共同プロジェクトの発表を検討しています。

Global Incubation Stream

日本から世界、世界から日本へ
デジタルガレージ独自のグローバルネットワーク

Global Incubation Streamを通じて、世界中のインキュベーション企業をネットワークしています。
各企業のポートフォリオを相互に支援し、新市場へのスムーズな進出や、
グローバル企業への成長を加速させながらサポートしています。

横須賀市秋谷に誕生した「DG CAMP AKIYA Yokosuka City」は、海と丘陵に囲まれた絶好のロケーションを誇るインキュベーション拠点です。開放感あふれるオーシャンビューのカンファレンスルーム「Dragon Gate AKIYA」を備え、スタートアップ向けのハッカソンやピッチイベントに最適な環境が整っています。グローバルなインキュベーションネットワーク「DG Global Incubation Stream」の一員として、ここから世界へ羽ばたくスタートアップをサポートすることを目指します。

studio

Artist-in-Residence Studio

次世代クリエイターの
発信地として

本スタジオは、音楽とテクノロジーのファーストペンギンとしてグローバルに活躍した坂本龍一氏の東京・NYでのプライベートデジタルスタジオを次世代のクリエイターへと継承し、
永く坂本龍一氏の哲学・美学を伝えるものとなっています。
最新の通信ネットワークやDAOを活用した「国内外のスタジオとの連携」や「環境保護の坂本龍一財団との連携」、「トリビュートコンサートやソフトの配信」などを視野に入れ、かつてアルファレコードがYMOや荒井由実などの世界的アーティストを輩出した伝説のスタジオの次世代版を目指すものです。
音楽や映像の制作を行うための最先端の設備を備えながら、アーティストが創造活動に専念できる場所を提供します。

デジタルガレージと坂本龍一氏の交流

デジタルガレージの前身である株式会社フロムガレージの創業当初、坂本氏が出演、音楽制作を担当した映画「戦場のメリークリスマス」（1983年公開）までさかのぼります。その後、ティモシー・リアリーを介した伊藤穰一との出会いや、慶應大学教授村井純氏とのWIDE PJを通じたインターネット黎明期の共同作業、東北ユースオーケストラのサポートなど多岐に渡ります。また、グローバルに活躍する日本人を表彰する「デジタルガレージファーストペンギンアワード 2017」受賞や、坂本氏によるDG25周年のオリジナル楽曲「DG25」提供など、芸術・音楽活動のみならず、氏の環境保護や社会活動とも共振し、長年の交流を公私ともに深めてきました。

Message

村井純氏

慶應義塾大学教授

坂本龍一さんの知的好奇心と挑戦心の企画や作品にご一緒させていただいたとき、本題とは別に、「あいつ（坂本さんがその時々に出会った若者です）の夢を実現させたいんだよ」というセリフをよく聞きました。その対象は音楽や芸術を飛び越えて地球環境など、彼自身の夢だったことを思い出します。「アーティスト・イン・レジデンススタジオ」が、坂本龍一という巨人がいつも抱いていた「次の世代への期待と愛情」を育む場として、そこから新しい人が坂本さんの夢の一部として世界に羽ばたいていくのを楽しみにしています。

林郁

デジタルガレージ代表取締役兼
社長執行役員グループCEO

ご遺族からのご相談を受け、坂本さんの楽器を次世代に伝える橋渡しの役を仰せつかり大変光栄です。
坂本さんは、実に多面的な顔をお持ちでした。時に最先端のデジタルテクノロジーを駆使し、時に環境問題を訴えるミュージシャンとして、時に不朽の映画音楽作家として、時に原発事故の後の福島の子供たちと楽しそうにクラシックを奏で、そのどれもが坂本龍一さんでした。
このスタジオ構想を通して、坂本さんの「音」と「心」をグローバルな次なる世代につなげ、このプロジェクトで坂本さんと共振する新たな才能が生まれることを楽しみにしています。

伊藤穰一

デジタルガレージ取締役兼
専務執行役員Chief Architect 共同創業者

坂本龍一さんが、「若い人たちに本物のいい音楽を伝えたい」と話していたことを思い出します。また、数多くの人が、音楽活動を越えて社会を良くするために働きかけてきた坂本龍一さんから、様々なインスピレーションを受けてきたと思います。こうした坂本さんの思いやスピリットが、このスタジオを活用するアーティストやエンジニアにもインスピレーションを与え続けることを願ってやみません。