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[グループ会社リリース] 指をかざすだけで決済、ポイント付与、お酒購入も可能なセルフレジを東武ストアで導入

東武、日立が提供する生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームの第一弾

2024.04.08

東武鉄道株式会社
株式会社日立製作所
株式会社東武ストア
株式会社DGフィナンシャルテクノロジー

東武ストアで導入するセルフレジでお買い物する様子(イメージ)

東武鉄道株式会社(以下:東武)と株式会社日立製作所(以下:日立)は、生体認証*1を活用したデジタルアイデンティティ*2の共通プラットフォームの第1弾として、指静脈認証を活用し、指を専用装置にかざすだけで決済*3やポイント付与、年齢確認が実現できるセルフレジを、2024年4月11日(木)から株式会社東武ストア(以下:東武ストア)の越谷店をはじめとして、3店舗で順次導入します。決済については、決済代行会社である株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(以下:DGFT)の協力のもと、指静脈認証でのクレジットカード決済を提供します。これにより、お客さまはより手軽に酒類を含めたお買い物が可能となる一方、店舗側はセルフレジの利用率向上に伴う、店舗人員の最適な配置を実現できます。
また今回、多くのお客さまに手ぶらでお買い物体験をいただくために、対象期間中の会員登録・生体認証のご利用でTOBU POINTの20%のポイントバック、最大5000ポイントを進呈する利用促進キャンペーンを実施します。
今回の東武ストアでの取り組みをはじめとして、東武グループでは東武ストアの利用可能店舗を拡大するだけでなく、商業施設、ホテル、アミューズメントなど幅広い分野への導入も計画中です。さらに、東武と日立はさまざまな店舗・サービスにおける導入を促進するため、導入企業への提案を進めてまいります。本プラットフォームの取り組みを通じ、人々の生活をより豊かにする社会インフラの構築を推進していきます。
詳細は、別紙のとおりです。


〈別 紙〉

東武ストアにおける本サービスの運用開始について

1. 概要
生体認証を活用して、決済、ポイント付与、年齢確認をワンストップで実現するセルフレジを東武ストアへ導入し、利用者の利便性向上及びセルフレジの利用率向上を図る。

2. 利用開始店舗・日程

(1) 越谷店(住所:埼玉県越谷市弥生町4-11)
2024年4月11日(木)9時~

(2) みずほ台店(住所:埼玉県富士見市東みずほ台2-29-1)
2024年4月25日(木)13時~

(3) 新河岸店(住所:埼玉県川越市大字砂909-11)
2024年5月9日(木)13時~

▲東武ストア 越谷店

3. ご利用方法
(1) 専用サイトへの事前登録

登録サイト

事前に日立が提供する専用サイト「アイデンティティポータル」にて属性情報、並びに決済手段であるクレジットカード、自動連携したいポイント会員情報などを登録します。(登録サイトはこちら
① 事前登録開始日:2024年4月8日(月)
② 登録内容:氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、TOBU POINT IDなど

(2) 各利用店舗にて本人確認と生体情報登録を実施
東武ストア店舗内の特設カウンターにて本人確認を行った後、専用装置で指静脈を登録し、生体情報と事前登録した個人情報データと紐づけます。なお、本人確認には顔写真付きの身分証明書(運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードのいずれか)が必要です。

(3) セルフレジで生体認証を使ってお買い物
購入したい商品のバーコードをセルフレジでスキャンし、決済方法として「指静脈認証」を選択します。その後、指を専用装置にかざすだけで決済、ポイント付与、年齢確認をワンストップで実現できます。

(4) その他機能のご利用
① TOBU POINTとの情報連携
アイデンティティポータルへTOBU POINT IDを登録すると、相互に登録情報を連携することが可能です。具体的には、TOBU POINTを既にご利用の方は、アイデンティティポータルへTOBU POINTの登録情報を連携することで、アイデンティティポータルへの入力情報を一部省略することができます。また、アイデンティティポータルでTOBU POINT連携を行っていただくと、住所情報などの登録情報の変更の際に、TOBU POINT情報も同時に書き換えられます。利用者は手軽に一括での情報修正を行うことができます。
② 消費財メーカーID登録
ご希望に応じてお持ちの消費財メーカーのIDをアイデンティティポータルに登録することができます。これにより、ID登録後の購買動向を踏まえた最適なクーポン配信などが可能になるほか、生体認証を利用して購入した方は、商品購入者限定キャンペーンなどに手軽に応募ができるようになります。
今回は、連携サービスとして、キリンホールディングス株式会社(以下:キリン)が提供するキリンIDの登録が可能です。キリンは今後、生体認証を利用したキリン商品の購入者属性情報の分析を通して、各種クーポンなど、購入者向けのサービスを検討予定です。

4. 登録・利用促進キャンペーンについて
多くのお客さまに手ぶらでお買い物体験をいただくべく、登録・利用促進キャンペーンを実施します。
(1) 内容
① アイデンティティポータル登録によるポイント進呈
各店舗の対象期間中にアイデンティティポータルへ氏名・生年月日・TOBU POINT IDの登録を行ったうえで、生体情報を登録し紐づけを行っていただくと、TOBU POINTを合計2,000円相当プレゼントします。
② 生体認証セルフレジ利用によるポイント進呈
対象期間中に対象の東武ストアで生体認証による決済を行うと、決済金額(税抜)の20%、最大3,000円相当のポイントバックを実施します。
③ 酒類購入による商品プレゼント
生体認証を利用して、登録したクレジット決済でアルコール飲料を含む1会計あたり1,000円(税抜き)以上購入し、特設カウンターでレシートを提示いただいた方に、先着でノベルティグッズをプレゼントします。

(2) 対象期間

店舗登録による
ポイント進呈
利用による
ポイント進呈
酒類購入による
商品プレゼント
越谷店4/11~4/244/11~4/304/11~4/24
みずほ台店4/25~5/84/25~5/144/25~5/8
新河岸店5/9~5/225/9~5/285/9~5/22

〈参 考〉

■生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームとは
生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームとは、スマートフォンやICカードなどを用いることなく、デジタル空間上に保存されている個人の属性情報であるデジタルアイデンティティに、生体認証を活用して安全にアクセスすることで、業種を横断して、決済、ポイント付与、本人確認などのサービスをワンストップで実現するサービスです。
生体認証を活用したデジタルアイデンティティ共通プラットフォーム Webサイト
(https://www.hitachi.co.jp/products/it/dip/index.html)

■TOBU POINT(トブポ)とは
TOBU POINTは、毎日のお買い物や電車利用で貯まる!東武グループの共通ポイントサービスです。アプリ提示・東武カードでのお支払い・登録済PASMOでのお支払いの3つの方法で貯めることができ、貯まったポイントは1pt=1円からレジでのお会計の際にご利用いただけます。
登録済PASMOでの東武線乗車で貯まる「トブポマイル」では貯まったマイルをPASMOにチャージ(1マイル=1円)することができるほか、TOBU POINTに交換(1マイル=1.1pt)することも可能です。
トブポ公式サイト(https://www.tobupoint.jp/)

■キリンIDとは
キリングループが提供する様々なオンラインサービスで利用いただける会員IDになります。
Hometap・DRINXといった各サービスで共通につかえる便利な会員IDとなっており、お客様の情報は各サービスで連携いたしますので、安全・快適に利用いただけます。
キリンID公式サイト(https://www.kirin.co.jp/kirinid/
Hometap公式サイト(https://hometap.kirin.co.jp/
DRINX公式サイト(https://drinx.kirin.co.jp/

■東武鉄道および東武グループ、東武ストアについて
東武グループは、東武鉄道を中心に鉄道・バス業などの運輸事業、ホテル業などのレジャー事業、分譲・賃貸事業などの不動産事業、百貨店業などの流通事業、建設業などのその他事業の5つのセグメントで事業展開し、東武鉄道および連結子会社68社から構成されています。
特に、鉄道事業は、関東私鉄最大の鉄道ネットワークを有するほか、世界一の高さを誇り東京のシンボルである東京スカイツリー®は、電波塔としても重要な役割を果たしているなど、グループとして様々な社会インフラを有しています。
東武ストアは、東武グループの流通事業の主要会社の一つで、生鮮・食品を中心に衣料品、日用品などの小売りを主要な事業として、東京都、埼玉県、千葉県の首都圏で展開しているスーパーマーケットです。「お客様のより良い暮らしに貢献します」を経営理念に掲げ、「地域で一番買いやすい店づくり」を目指し、お客様目線に立った売り場づくりに取り組んでおります。店舗数は61店舗(2024年2月末日現在)

■日立製作所について
日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」の事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。2022年度(2023年3月期)の連結売上収益は10兆8,811億円、2023年3月末時点で連結子会社は696社、全世界で約32万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。

■DGフィナンシャルテクノロジーについて
株式会社デジタルガレージ(以下、DG)の子会社で、ECを始めとしたオンライン事業者や店舗などの対⾯事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。⾮対⾯・対⾯領域100万以上の拠点でのお⽀払いが可能で、年間決済取扱⾼は6.0兆円を超えます(2023年1⽉〜同年12月実績)。2021年4⽉にベリトランス株式会社から株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)に社名を変更。DGグループが掲げるグループ戦略「DGフィンテックシフト」の中核企業として、事業者におけるキャッシュレス化やDX推進を決済や⾦融の領域から支援しています。加盟店やエンドユーザーである消費者へ、利便性の⾼い機能やサービスを提供していくと共に、安⼼・安全・快適な⽀払い体験の提供を通じて、世の中の役に⽴つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。
ウェブサイト:https://www.dgft.jp/

*1 生体認証:日立製作所が提供する公開型生体認証基盤(PBI)に対応した生体認証統合基盤サービスを利用し、高いセキュリティで生体認証を提供。指静脈認証は、日立指静脈認証装置C-1を利用。
*2 デジタルアイデンティティ:個人の証明書情報や、属性情報などのアイデンティティ情報が電子化されたもの。本文中では、各種ポイントIDやクレジットカード情報など、プラットフォーム上に登録されている、デジタル化された個人に関する情報を総称してデジタルアイデンティティと表記。
*3 決済:日立製作所が提供するIoT決済プラットフォームサービスを利用し、DGFTと連携したクレジットカード決済を実現。クレジットカード情報はDGFTにて保持。