Designing
New Context

Designing
New Context

アイリスオーヤマ公式通販サイト「アイリスプラザ」の電話注文窓口へ、IVR決済ソリューションを提供

電話受注時にオペレーターがクレジットカード情報を扱わないセキュアな運用体制の実現を支援

2022.10.27

株式会社デジタルガレージ(以下:DG)の子会社で、決済事業を手がける株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長共同COO:篠 寛、以下:DGFT)は、株式会社アイリスプラザ(本社:宮城県仙台市、取締役社長:岩﨑 亮太、以下:アイリスプラザ社)が運営するアイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」の電話注文窓口へ、DGFTが提供するIVR(音声自動応答)決済ソリューションを提供します。

IVR決済ソリューションについて

IVR決済ソリューションは、コールセンターでの電話受注時に、音声自動応答システム(IVR)を介して、消費者自らがクレジットカード決済を行うサービスです(特許取得、特許5457498号)。

IVR決済ソリューションの導入により、オペレーターが顧客のクレジットカード情報を聞き取って受注処理を行う必要がなくなるため、カード情報の入力ミスや漏洩・紛失リスクを低減し、高度なセキュリティ環境での業務運用を実現します。決済時に音声自動応答システムに転送することで、通常2〜3分必要とされる平均通話時間を30%以上削減した事例(当社調べ)もあり、オペレーターの稼働時間の削減効果も見込めます。また、外線転送可能な電話機とインターネット接続したPCがあれば、システム開発や連携をすることなく手軽かつ安価に導入でき、オペレーター1席からでも利用が可能です。

導入の背景

アイリスプラザ社は、コロナ禍における消費者の非接触に対する意識の高まりや巣ごもり消費を背景に電話注文が増加したことから、今回、よりセキュアな運用体制を実現するサービスとしてIVR決済ソリューションの導入を決定しました。本ソリューションのシンプルでわかりやすい管理画面も、オペレーターの業務負荷を軽減するとしてアイリスプラザ社より評価されています。

今後の展開

クレジットカードを取り扱う事業者は、割賦販売法に基づき、クレジットカード情報の適切な管理、および不正利用対策等のセキュリティ対策が義務付けられており、キャッシュレス化の進展に伴い、さらに高度なセキュリティ対策が要請されています。

DGFTは、創業当時より金融機関に求められる高度なセキュリティ環境・管理体制を構築し、事業者・消費者双方にとって安全・安心な決済ソリューションを提供してきました。今後もDGFTは、IVR決済ソリューションをはじめとして、カード加盟店に要請されるクレジットカード情報の漏えい・不正利用対策ソリューション群を提供することで、事業者のセキュリティ対策に係る負荷を最小化し、安全安心な決済環境の構築を支援していきます。

【DGフィナンシャルテクノロジーについて】

https://www.dgft.jp/
ECをはじめとしたオンライン事業者や店舗などの対面事業者へ総合決済サービスを提供する決済プロバイダー。非対面・対面領域70万拠点でのお支払いが可能で、年間決済取扱高は4.4兆円を超えます(2022年3月末現在)。2021年4月にベリトランス株式会社から株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)に社名を変更。DGグループが掲げる、決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」の中核企業として、事業者におけるキャッシュレス化やDX推進を決済や金融の領域から支援しています。加盟店やエンドユーザーである消費者へ、利便性の高い機能やサービスを提供していくと共に、安心・安全・快適な支払い体験の提供を通じて、世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。