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デジタルガレージ、ESG分野のスタートアップに向けた「Open Network Lab・ESG1号 “Earthshotファンド”」を設立

日本初のシードアクセラレーターと連携し、日本の社会課題の解決を加速

2021.07.01

株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)は、投資ファンド「Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合」(通称:Earthshotファンド)を設立します。本ファンドは、2010年に設立した日本初のシードアクセラレーター「Open Network Lab」(以下:Onlab)と連携し、Onlabの参加(応募・採択)企業ならびにESG分野に関連する企業を中心に、今後将来性が見込まれる日本国内外のスタートアップへの投資と、投資実行後の成長性の高い投資先へのフォロー投資を行います。また、投資実行後はOnlabが有する多様な投資先支援のリソースおよびネットワークの活用により、投資先事業等の企業価値向上を全面的に支援します。「Earthshotファンド」の運営は、DGの子会社で投資事業を展開する、株式会社DGインキュベーションが行います。

Onlabは、2010年に日本初のシードアクセラレータープログラムとして設立以降、地域や領域に特化したオープンイノベーション型のプログラムを拡大してきており、のべ30回以上のプログラムを開催しました。これまで、IPOスタートアップやユニコーンを含む150社以上のスタートアップを輩出してきています。2021年には「Onlab ESG」をローンチし、北米や欧州と連携したグローバル視点でESG分野のスタートアップに投資・育成する体制を整え、ESG分野への取り組みを強化しています。DGは今後、「Earthshotファンド」を通じ、世界的な投資活動の潮流がESGへと転換する中、大企業が行う取り組みに並行して世界的な変節点を作るソーシャル・アントレプレナーを支援します。本ファンドは、Onlabが有するシード・アーリーステージのスタートアップの投資・支援リソース及びノウハウとESG分野のスタートアップ・ネットワークを活用した投資活動を行います。

「Earthshotファンド」は、Onlabの運営方針に賛同の上参画する、ESG分野への投資に関心が高い不動産、金融、ITセクターなどの企業を中心に募集活動を継続していきます。

DGグループは、企業パーパス「持続可能な社会に向けた『新しいコンテクスト』をデザインし、テクノロジーで社会実装する」のもと、本ファンドを通じて次世代を担うシード・アーリーステージのスタートアップと、ESG分野のイノベーションのエコシステムを構築し、持続可能な社会にむけた「新しいコンテクスト」の社会実装を推進します。

「Open Network Labの立ち上げから10年が経過し、設立当時に比べ日本のスタートアップエコシステムは大きく進化しました。『Earthshotファンド』は、地球規模で起きている大きな社会・技術・環境変化を視野に入れた投資活動を行う、グローバル規模でのESGへの取り組みの流れに沿うものです。DGは、当ファンドを新時代のスタートアップエコシステムとして位置づけ、引き続き社会に貢献していきます。」(DG代表取締役 兼 社長執行役員グループCEOの林 郁)

本ファンドの概要

ファンド名Earthshotファンド
(名称:「Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合」)
運営者株式会社DGインキュベーション(https://dgincubation.com/
運用期間10年間
投資対象Onlabの参加(応募・採択)企業ならびにESG分野に関連する企業を中心に、今後将来性が見込まれる日本国内外のスタートアップへの投資と、投資実行後の成長性の高い投資先へのフォロー投資