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デジタルガレージの決済事業主力子会社2社、ベリトランスとイーコンテクスト、経営統合を実施

決済とデータを融合したグループ戦略「DGフィンテックシフト」の第一弾

2021.02.25

株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)の子会社で決済事業を手がける2社、ベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛、以下:ベリトランス)と株式会社イーコンテクスト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:踊 契三、以下:イーコンテクスト)は、両社の経営統合に向けた組織再編として、分割会社となるイーコンテクストの事業(但し、資金決済に関する法律等、内閣総理大臣の登録を必要とする事業に係る一部事業を除きます。)を承継会社となるベリトランスに承継させる吸収分割を実施します。

<本統合の目的とグループ戦略「DGフィンテックシフト」>
DGのフィナンシャルテクノロジー(FT)事業の主力企業となるベリトランスとイーコンテクストは、各社創業以降約20年間にわたる決済ゲートウェイの提供を通じ、現在年間取扱高約3兆円、年間決済処理件数約6億件の決済処理を担う、24/365の国の重要インフラ指定企業に成長しました。新たなサービス、テクノロジーの進化が目覚ましいフィンテック分野では、DGグループとしても、Crypto Garageが展開する暗号資産関連事業をはじめ、複数のフィンテック関連サービス・事業が立ち上がりつつあります。これらの次世代型事業に対して、両社はDGグループ横断での展開を見据え、ベリトランス及びイーコンテクストの決済基盤と、提供先である約70万のサイト(EC及び対面店舗)との強固な連携、また、カード、銀行、電子マネー、QR決済、POSメーカー等1,000社を超える接続先決済企業との協業を通じ、キャッシュレス立国日本を支えていく付加価値事業を創出していきます。(ベリトランスとイーコンテクストは、主要なテクノロジー基盤や経営資源、開発投資、企業運営等の効率化を通じて、新たな金融サービスの展開を加速させる再編を行い、新年度までに新ブランドの発表を予定しています。)

本統合を機に、より戦略的にグループ内のMT(マーケティングテクノロジー)、IT(インキュベーションテクノロジー)、LTI(ロングタームインキュベーション)セグメントとの融合を図り、FT事業をグループのコアとなるリカーリング事業と再定義し、現在の決済事業のみならずデータを活用した次世代事業へと進化させ、更に世の中の役に立つインフラ事業として、持続可能な社会の発展に貢献していきます。