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福岡地域を実証の場とし、スマートシティを実現するテクノロジースタートアップを募集
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)と、福岡地域戦略推進協議会(会長:麻生 泰、以下:FDC)、福岡市スタートアップ支援施設運営委員会(事務局長:内田 雄一郎、以下:Fukuoka Growth Next)の3者は、スマートシティ・インキュベーションプログラム「Open Network Lab FUKUOKA (https://fukuoka.onlab.jp/)」 -Smart East Challenge(以下:Onlab FUKUOKA)を2019年5月31日より始動します。福岡地域を実証の場とし、複数の有力企業パートナーらとの共創を通じ、スマートシティを実現するテクノロジースタートアップを募集します。
福岡市は、2014年5月に「グローバル創業・雇用創出特区」として指定され、同10月には起業を志す人の相談・交流を促す「スタートアップカフェ」を市内に創設するなど、スタートアップ企業支援を積極的に行ってきています。この結果、全国でも高い開業率(2016年度開業率7.65%)を有しており、起業が活発化しています。また天神地区に新たな空間と雇用を創出する「天神ビッグバン」プロジェクトが2024年までに進められており、福岡発企業の創出、企業の誘致が喫緊の課題になっています。
DGは、2010年、日本初のアクセラレータープログラムとして「Open Network Lab(Onlab)」を設立し、1,200を超える応募の中から100組以上の起業家を育成してきました。DGとFDCは2017年9月に協定を締結し、福岡地域での雇用創出や地域経済の発展に貢献すべく、福岡地域におけるアントレプレナーシップの啓蒙活動、スタートアップ企業の経営支援を展開してきています。本プログラムは、福岡市の官民共働型スタートアップ支援施設、Fukuoka Growth Next(https://growth-next.com/)を活動拠点に、日本最大級のグリーンフィールド型スマートシティであるFukuoka Smart East(https://smartcity.fukuoka.jp/)を実証の場としてスタートアップと大手企業が実証実験を共同で企画・推進することにより、福岡地域におけるイノベーションを加速していきます。
本プログラムは、モビリティやセキュリティ、エネルギー等における最先端技術や、3次元データをはじめとする様々なオープンデータを利用したスマートビルディング、スマートヘルスケア、パブリックセキュリティなど、安心・快適で質の高いライフスタイルと都市空間の創出に向けたサービスやプロダクトの発掘、育成を目指しています。福岡を拠点とする有力企業をはじめ、様々な領域の優良企業をパートナーに迎え、実証実験の企画・推進に向けて、スタートアップへのメンタリング、事業ノウハウのレクチャーを行います。
また、DGが持つ、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジアをつなぐグローバルネットワークGlobal Incubation Streamを通じ、福岡発のスタートアップの海外展開や、海外スタートアップの本プログラムへの参加をサポートします。Blockchain、AI、VR/AR、Security、BioHealthの5分野を手がけるオープンイノベーション型研究開発組織「DG Lab」との実証実験や連携の機会も創出していく予定です。
DGは今後も、「Onlab FUKUOKA」のように日本の主要都市と連携した、地域密着型のプログラムや、「Open Network Lab BioHealth」、「Open Network Lab Resi-Tech」のような領域特化型のプログラムの立ち上げを通じて、新規事業創出を支援するエコシステムを構築し、スタートアップの育成・支援を拡充していきます。
※2019年5月31日時点で参加予定の企業
*Demo Day(デモデー):資金調達および共同研究、協業機会となる、国内外の投資家や事業会社を招いて開催するピッチイベント。