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デジタルガレージグループ、慶應義塾大学 SFC 研究所主催の「第7回データビジネス創造コンテスト」に協力

2017.12.12

 株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)はDGグループ連携のもと、慶應義塾大学SFC研究所データビジネス創造・ラボ(所在地:神奈川県藤沢市、所長:田中 浩也、ラボ代表:村井 純、以下:SFC研究所)が主催する「第7回データビジネス創造コンテスト」にビジネスパートナーとして協力します。データビジネス創造コンテストは、高等学校や大学などの生徒・学生を対象に、産官学協働のもとデータ分析によって導き出されるアイディアを競い合わせることを通じて、「デジタル・ネイティブ世代のデータサイエンティストの育成」を目的としています。DGは、今回のコンテストのテーマ策定や、審査、表彰等、運営全般に携わります。また、今回のコンテストのテーマである「和食文化による価値創造」に向け、DGグループの株式会社カカクコム(東証一部 2371、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介、以下:カカクコム)が同社の運営する「食べログ」の店舗データを提供します。

 DGグループがデータビジネス創造コンテストに協力する背景には、オープンイノベーションの推進には、データサイエンティストの育成が必須と考えていることがあります。カカクコム、株式会社クレディセゾン(東証一部 8253、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏)と共同で運営するオープンイノベーション型研究開発組織「DG Lab(https://www.dglab.com/ja/)」では、新たなプロダクトやサービスの基礎となる研究開発や事業創造を目的に「ブロックチェーン」「AI(人工知能)」「VR/AR」「セキュリティ」「バイオテクノロジー」を重点分野にしていますが、いずれの分野においても高いレベルのデータ解析技術を有する人材が必要となります。今回のコンテストへの協力を通じて、サービス開発の現場で必要となるデータ解析を、より多くの学生の方々に体験してもらえればと考えています。

 「DGは、世界初の80カ国をつなぐ『サイバースペースのEXPO』Internet World Expo ,96の日本の技術HQを担当したインターネット黎明期より、伊藤 穰一(DG取締役 共同創業者)とともに村井 純教授(SFC研究所 ラボ代表)にはご一緒させていただいています。今回、SFC研究所が主催するデータビジネス創造コンテストを、村井 純教授と連携しサポートできることを、大変うれしく思います。コンテストを通じ、第4次産業革命時代を担うデータサイエンティストが、新たなアイディアをマッシュアップしていくことを強く期待しています」(DG代表取締役 兼 社長執行役員グループCEOの林 郁)。

 今後もDGグループは、様々な側面でSFC研究所との連携等をふくめ、事業創造の視点を持ったデータサイエンティストの育成に寄与していきます。

【第7回 データビジネス創造コンテスト 実施概要】 http://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig7/
■テーマ(目的):「和食文化による価値創造」
■評価の観点:
・データ活用:提供データをうまく活用しているか
・データ収集:提供データ以外にもデータを集めているか
・データ解析:データをきちんと解析できているか
・施策有効性:費用対効果が見込めそうか
・施策革新性:オリジナリティがあるか
■スケジュール:
申し込み開始:2017年 12月 8日(金)
エントリー締切:2018年 2月18日(日)
本選出場チーム発表:2018年 3月 2日(金)
本選プレゼンテーション・表彰式:2018年 3月17日(土)(慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホールにて開催)
■応募資格:日本の高等学校、高等専門学校、大学、大学院に所属する生徒・学生(社会人経験者を除く)
■審査員長:慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科委員長/環境情報学部教授 村井 純
■主催:慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボ
■ビジネスパートナー:株式会社デジタルガレージ
詳細は、第7回データビジネス創造コンテスト公式サイト(http://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/dig7/)をご覧ください。

【慶應義塾大学SFC研究所 データビジネス創造・ラボについて】 http://dmc-lab.sfc.keio.ac.jp/
データビジネス創造・ラボは、慶應義塾大学SFC研究所内に設置された、IT、統計、ビジネスデザインの融合方法を研究するグループです。データサイエンティスト育成カリキュラムの構築、ならびに先進的なビッグデータの集計・解析手法等の共同研究を行うとともに、2014年からは、産官学協働のもとデータ分析によって導き出されるアイディアを競い合う「データビジネス創造コンテスト」を開催しています。第1回(2014年4月)は、「ソーシャルデータ」を用いた新たなサービスへの展開やその価値について、第2回(2014年9月)は、「オープンデータ」を用いた自治体の新たな政策や解決方法について、第3回(2015年9月)は「消費者の購買行動に関するデータ」を用いた新商品・新サービスの開発アイディアや新たなプロモーション施策について、第4回(2016年3月)は「データと創造力で、子育てに笑顔を!」をテーマに、自ら情報収集・分析し、少子化問題への理解を深めるとともに、データ分析から導きだされるビジネスアイディアの提案について、第5回(2017年3月)は「地方創生・地域活性化」をテーマに、急増する訪日外国人の動きを分析して、地域への誘客や消費を促進させる施策の提案について、第6回(2017年9月)は「スポーツ×アナリティクスによる未来創造」をテーマに、スポーツおよびスポーツ観戦にかかわるデータの分析を通じた、個人・団体・社会の活性化施策の提案を行い競い合いました。

【慶應義塾大学SFC研究所について】https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科、大学院健康マネジメント研究科、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の附属研究所であるSFC研究所は、21世紀の先端研究をリードする研究拠点として、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)における教育・研究活動と、産官学および国内外のあらゆる関連活動との双方向の協調関係を育みながら諸科学協調の立場から先端的研究を行い、社会の発展に寄与することを目的としています。