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デジタルガレージ、先端技術で未来の都市を創るスマートシティ事業に着手 渋谷区の「一般社団法人渋谷未来デザイン」に協業パートナーとして参画へ

DG Labや各界有名企業コンソーシアムで未来都市をデザイン

2017.11.13

株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)は、先端技術で未来の都市を創るスマートシティ事業に着手します。第1弾としてDGは、2018年4月に産官学民連携で設立予定の一般社団法人渋谷未来デザイン(https://www.fd-shibuya.com)に、協業パートナーとして参画し、渋谷区におけるスマートシティプロジェクトを推進していきます。一般社団法人渋谷未来デザインは、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を超えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策をデザインする組織として、調査研究、計画立案、実践の推進及びこれらの支援などを行うことを目的としています。あわせてDGは、一般社団法人渋谷未来デザインへの参画を通じて渋谷区で検証した技術を、全国の地方都市におけるスマートシティ事業に展開することで、地方創生にも役立てていきます。本事業推進を目的としてDGは、2017年10月にスマートシティプロジェクト準備室を社内に組成しました。

DGは一般社団法人渋谷未来デザインへの参画を契機に、オープンイノベーション型の研究開発組織DG Labが注力するブロックチェーン、AI(人工知能)、VR/AR、セキュリティ、バイオテクノロジーに関連する技術開発を加速し、5G(次世代通信網)の整備が計画される渋谷区で、これらの先端技術を活用したスマートシティ事業の実証実験を渋谷区と連携して推進していきます。5Gネットワークなどインフラネットワーク関連の技術開発では、DGが創業時よりアドバイスを受け、「インターネットの父」と呼ばれる村井 純教授(慶應義塾大学)とも綿密に連携を図っていく予定です。その拠点とすべくDGは、渋谷区の再開発地域に、世界を目指す起業家や技術者を対象とし、快適なオフィススペースや経験豊かな起業家や投資家のノウハウを与えるインキュベーションセンターを設立することを計画しています。DGのグローバルネットワークや、Open Network Labなどのアクセラレータプログラム運営を始めとしたスタートアップ企業の支援の知見を活用し、世界中から有望な起業家や技術者を渋谷に集め、さらにヨーロッパや米国のインキュベーションセンターと連携することで、渋谷をアジアのテクノロジーハブにしていく予定です。

「インターネットで始まったオープンイノベーションの波から生まれる技術革新によって、第4次産業革命とも呼ばれる劇的な生活の変化が始まろうとしています。常に新たなトレンドの発信地である渋谷は、2020年のオリンピックに向けてこうした技術革新を飲み込み、世界にプレゼンテーションする街にふさわしいと考えています。DGグループは、これまで培ったインキュベーションのノウハウ、グローバルネットワーク、DG Labにおける研究成果等を通じて、この多様性に満ちた渋谷区と共に更なる技術革新に挑戦し、世界に向けた文化発信拠点に生まれ変わっていく渋谷区を支援していきます。」(DG 代表取締役 兼 社長執行役員グループCEOの林 郁)。

「1994年、日本で最初の個人ホームページ『富ヶ谷』を開設し、渋谷区富ヶ谷の地で歴史をスタートさせ、今はグローバルに展開するデジタルガレージ様が、渋谷の未来を創っていく『渋谷未来デザイン』へ参画してくれることを大変心強く思います。渋谷区はデジタルガレージ様をはじめ、渋谷未来デザインに参画される様々な企業・団体との共創を通して、オープンイノベーションを起こし、今までにない発想とパワーで社会的課題を解決する『渋谷モデル』を構築して、それらを世界へ発信・展開していけることを楽しみにしております」(渋谷区長 長谷部 健)。

【DG Labについて】

https://www.dglab.com/

DGと株式会社カカクコム(東証一部 2371、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介)、株式会社クレディセゾン(東証一部 8253、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏)が共同で設立し、運営するオープンイノベーション型研究開発組織。