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デジタルガレージと講談社、女性誌のコンテンツとAI技術を組み合わせたデジタルメディアを共同開発

出版社が保有する良質なコンテンツストックから作り出すポストキュレーションメディア

2017.01.26

株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)と株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役:野間 省伸、以下:講談社)は、女性誌の良質なコンテンツとソーシャルメディアを有機的に組み合わせた、まったく新しいコンピレーションメディア(*)の開発に着手しました。ローンチは2017年前半を予定しています。本事業を推進するため、2016年8月8日に、両社の合弁会社である 株式会社DK Mediaを設立し、昨年より準備に当たってきました。

(*)コンピレーションメディアとは、複数の雑誌コンテンツをデジタルむけに最適な形で再編、配信するメディアです。

新メディアは個人に最適化されたメディアであり、ターゲット年齢層は特定せず、女性読者の間で関心が高い、「ファッション」「ビューティー」「ライフスタイル」「インテリア」「エンタメ」といった生活情報に関する最新トレンドを、個人毎の興味や目的に合わせた形で提供します。様々な雑誌が制作したコンテンツの付加価値を高めることを目的として、 深層学習の実用などで技術進歩が著しいAI(人工知能)を積極的に活用します。

新メディアの開発に当たっては、講談社が保有する権利処理を適切に施したコンテンツと、これまで培ってきた記事制作、編集に関するノウハウを提供します。また、他の出版社の本メディアへの参画促進を担当します。

DGグループは、「価格.com」「食べログ」といったCGM(消費者発信型メディア)を通じて蓄積した知見や、Twitterの日本展開などで培ったソーシャルメディアを活用した情報発信のノウハウ、サイト集客などを提供します。

DGと講談社は2015年2月に資本業務提携に関する基本合意書を締結し、合弁会社を通じて、日本発のコンテンツのグローバル展開および、有望なスタートアップ企業への投資による新たなコンテンツビジネスの育成を共同で行ってきました。今回の新メディアの開発は、こうした協業の延長線上に位置付けられるものです。両社は今後も、日本で生まれる良質なコンテンツを活用したメディア事業を国内外で展開していくために協力していきます。

<新メディアの概要>