Designing
New Context

Designing
New Context

Open Network Lab、起業家育成プログラムの内容を拡充 参加チームへの提供資金を大幅増額すると共に支援体制を強化へ

第11期プログラムに参加する起業家チームの募集を開始

2015.04.02

株式会社デジタルガレージ(東証 JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役グループCEO:林 郁、以下:DG)の子会社で、スタートアップ育成事業を担う株式会社Open Network Lab(東京都渋谷区、代表取締役社長:佐々木 智也、以下:Onlab)は、グローバル展開を志す起業家の支援に向けたインキュベーションプログラム「Seed Accelerator Program」(以下、プログラム)の内容を拡充します。プログラム参加チームに提供する資金をこれまでの200万円から最大1000万円に引き上げると共に、Onlabがこれまで強みとしていた国内外のスペシャリストをメンター(指導者)とした支援体制をさらに強化します。同時に、第11期プログラムに参加するチームの募集を開始しました。

日本のシードアクセラレーターの先駆けとして2010年4月にOnlabが活動を開始してからの5年間で、日本国内のスタートアップ企業を巡る環境は大きく変化しました。クラウドコンピューティングや各種のオープンソース環境が広く浸透したこと、スマートフォンが普及し手軽にアプリケーションを開発してユーザーに配布できるようになったことなどで、若いエンジニアの間などでスタートアップ企業を立ち上げる動きが活性化しています。中には、サービスの開始後に短期間で多くのユーザーを集め、グロースステージに移行する企業も珍しくなくなっています。

今回プログラム参加チームへの提供資金の上限を引き上げた狙いは、こうした環境の変化とスタートアップ企業の多様化に対応した資金提供を行えるようにすることにあります。この結果例えば、グロースステージにあり、さらなるユーザー獲得のために資金を調達したいスタートアップ企業や、ハードウェアの試作にまとまった先行投資が必要となるIoT関連のスタートアップ企業の参加が促せます。より多様なチームがプログラムに参加することで、プログラム自体がさらに活性化することも期待しています。

Onlabからは、フリマアプリ「Fril」を展開するFablic、米国を拠点に中小企業向けの福利厚生サービスを展開するAnyPerk、次世代型車いす開発のWHILLなど、日本のスタートアップシーンを代表する企業が生まれています。起業家を巡る昨今の環境に合わせてプログラム内容を拡充することで、Onlabは今後も日本を代表するシードアクセラレーターとして、世界を目指す起業家の支援を続けていきます。

【プログラム内容の拡充について】
1. 参加チームへの提供資金をこれまでの200万円から最大1000万円に増額します。
2. 新たな国内外スペシャリストをメンターとして迎え、支援体制を強化するとともに、Onlabが主催または協賛するミートアップイベントや勉強会の回数を増やします。
3. DGグループが手がけるマーケティング事業やペイメント事業と密接に連携したサポートを行います。
4. Prott※1やQiita:Team※2など、スタートアップ企業にとって有用な開発サポートツールを提供します。
5. サンフランシスコのインキュベーションセンター「DG717」のオフィススペースの利用に加え、DGグループの現地エンジニアによるサポートも受けられるようにし、米国でのサービス展開をより積極的に支援します。

【第11期Seed Accelerator Program 募集について】
・申し込み受付期間: 2015年4月2日(木)0時 〜 2015年5月18日(月)正午
・プログラム開始:  2015年7月初旬予定
・申し込み方法:   https://onlab.jp/entryの申込フォームより申込可能
・お問い合わせ先:  inquiry@onlab.jp

※1  Prott: UIデザイン、設計を手掛けるグッドパッチ社が提供するツール。高速プロトタイピングと場所や時間に影響されない良好なチームワークを実現する。
※2  Qiita:Team:プログラマ向けサービスを手掛けるIncrements社が提供するツール。プレーンテキストによりチーム内での情報共有を容易に実現する。

【Open Network Lab】
ホームページ: https://onlab.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/OpenNetworkLab
Twitter: http://twitter.com/on_lab