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デジタルガレージ、米Snapette社と資本・業務提携

ファッションアイテムに特化したO2O事業を支援へ

2012.04.19

株式会社デジタルガレージ(大証JASDAQ4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役/グループCEO:林 郁、以下:DG)は、お気に入りの靴やバッグ、アクセサリーなどのファッションアイテムの写真をユーザー同士がインターネットで共有するサービスの提供を通じて、それらを販売する実店舗への誘導と商品の購買を促す「オンライン・ツー・オフライン(O2O)」ビジネスを手がける、米Snapette社(ニューヨーク州ニューヨーク市、共同創業者:Sarah Paiji, Jinhee Ahn Kim)と資本・業務提携いたしました。DGの全額出資子会社で投資・育成事業を行う株式会社 DG インキュベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:六彌太 恭行)がSnapette社に出資し、同時に、日本市場におけるSnapette社の事業を支援することでDGとSnapette社が合意しました。

ソーシャルメディアなどインターネットのサービスを通じて実店舗での購買につなぐO2Oビジネスは、既存の携帯電話に比べてより詳細な商品情報を画面に表示できるスマートフォンの普及が追い風となり、米国市場を中心に大きな潮流になりつつあります。Snapette社が運営する「Snapette」(スナペティ)は、ファッションに対する関心が高い女性を対象としたO2Oビジネスに向けたサービスです。米国のインターネット系スタートアップ企業の登竜門の一つである、有力投資家のDavid McClure氏が率いる「500 Startups」の起業家育成プログラムを経て、2011年8月にサービスを開始しました。

Snapetteは現在、iPhoneまたはiPod touch、iPadのアプリケーションとして利用可能です。ユーザーは自分が使っているお気に入りの商品を他のユーザーに紹介したい時や、店先で好みの商品を見つけた時などにアプリケーションを立ち上げ、その商品の写真を撮影します。撮影した写真を商品のブランド名や 販売店舗の位置情報などと共に投稿することで、ユーザー間でその情報を共有できるようになります。このため、現在地に近い店舗で売られている靴やバッグ、アクセサリーをアプリケーション上で検索し、気に入ったものが見つかった際にすぐにその店舗に行って購入することが可能になります。現在商品を投稿しているユーザーの居住地は130カ国に及びます。この中には米有名ブランドを手がける著名デザイナーや、ブロガーなどのファッションリーダーもいます。こうしたユーザーの投稿をフォローすることで、最先端のブランドやスタイルの把握が世界のどこにいても可能であることもSnapetteの特徴です。

今回の提携にともないDGは、Snapette社の日本市場における戦略パートナーとして日本語版アプリの開発支援、販売店や日本在住のファッションリーダーの登録サポートや、ブランドキャンペーンを含むマーケティング活動を通じ、Snapetteの普及を推進して参ります。現在SnapetteはiOSのみに対応していますが、Android版の開発も進めています。

【iTunesプレビューにおけるアプリケーションの紹介ページ】
http://itunes.apple.com/jp/app/snapette-sunapeti-oshare-xue/id447989461

【アプリケーションの画面例】

会社名Snapette Inc.(スナペティ インク)
URLhttp://www.snapette.com/
設立時期2011年1月
本社米国ニューヨーク州ニューヨーク市
共同創業者Sarah Paiji, Jinhee Ahn Kim
主な株主Forerunner Ventures、Brian Lee(ShoeDazzle創業者)、DGインキュベーション