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デジタルガレージ、人工知能エンジン搭載のECサイト向け販促サービス「ZenClerk」を運営するEmotion Intelligence社に出資

サイト訪問者の感情を解析し購入欲求を推定

2015.11.04

株式会社デジタルガレージ(東証JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼グループCEO:林 郁、以下:DG)は、全額出資子会社で投資・育成事業を手がける株式会社DGインキュベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:六彌太 恭行、以下:DGI)を通じ、人工知能エンジン搭載のECサイト向けマーケティングツールを開発するEmotion Intelligence株式会社 (本社:東京都渋谷区、共同代表取締役:音田 康一郎/桑山 礎、以下:emin)に出資しました。

eminが開発する「Emotion I/O」は、ECサイトに訪問したユーザーの、Webブラウザ上における無意識の行動をリアルタイムに分析し、高い精度で訪問ユーザーの感情を解析することが可能な人工知能エンジンです。ECサイト向け販促サービスの「ZenClerk」はこの人工知能エンジンを搭載しており、ECサイトの訪問者の購買意欲や購買への迷いを検知し、最適なタイミングでの販促活動を自動的に行うことでECサイトの購買成約率を向上させることを可能にします。同社は2014年より正式にサービス提供を開始し、既に大手ECサイトに導入されて、平均で60%以上の購買成約率の向上を達成しています。

eminは、2013年にDGIが運営するOpen Network Labの起業家育成プログラム 「Seed Accelerator Program」第6期に参加し、分析エンジンの開発や企業向けのサービス強化に取り組んできました。さらに今回の資金調達により、eminは「Emotion I/O」の機能強化に向けての開発体制を整えるほか、国内外ECサイトへの導入を進める一方、不動産・旅行・金融・各種予約系サービスなど、他業種への展開も加速いたします。

今後、DGはグループのマーケティングテクノロジー事業、フィナンシャルテクノロジー事業セグメントの既存クライアントへの「ZenClerk」の導入や新規クライアントの共同開拓を図り、また、DGの海外ネットワークを活用してeminの海外展開のサポートを行っていきます。

【Emotion I/Oの特徴】
「Emotion I/O」は、ユーザーのWebブラウザ上のマウスやスクロールの動きを観察し、行動予測を用いて、各ユーザーに合わせた最適な介入(対応)行動を最適なタイミングで提示する「感情を解析する」人工知能。機械学習技術により、ユーザーの反応を自動で学び、精度を向上していく仕組みを搭載している。

【ZenClerkについて】
「ZenClerk」は、「Emotion I/O」を利用し、ECサイト訪問者の「購買の迷い」や「購買意欲」を検知し、自動的に販促を行うサービス。成果報酬型の手数料体系で専用タグを1行埋め込むだけで導入完了するため、ECサイト側の負担は最小限に、販促にかける費用対効果を最大化させることを可能にする。

【Emotion Intelligenceについて】
社名: Emotion Intelligence株式会社
設立: 2011年5月30日
代表者:共同代表取締役 音田 康一郎/桑山 礎
本社所在地: 東京都渋谷区
事業: サービス開発事業
ホームページ:https://www.emin.co.jp/