デジタルガレージ、企業向けITサービス開発のグローバルソーシング事業「セカイラボ」を展開するモンスター・ラボ社に出資

株式会社デジタルガレージ（東証JASDAQ 4819、本社：東京都渋谷区、代表取締役社長兼グループCEO：林 郁、以下：DG）は、全額出資子会社で投資・育成事業を手がける株式会社DGインキュベーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:六彌太 恭行、以下：DGI)を通じ、株式会社モンスター・ラボ (本社：東京都目黒区、代表取締役社長：鮄川 宏樹、以下：モンスター・ラボ)に出資しました。両社は協業体制を敷き、世界中のエンジニアチームにITサービス開発を依頼できるプラットフォームである「セカイラボ」事業を活用することで、国内外のクライアント企業向けにグローバルでのITサービスの受託開発サービスを強化していきます。

今回協業体制を敷く「セカイラボ」は、モンスター・ラボの全額出資子会社Sekai Lab Pte.Ltd.（本社：シンガポール、以下：セカイラボ社）が展開する、スマートフォンアプリや業務システムなど多様なITサービスの開発をグローバルで受託する事業です。日本と海外で雇用している500名規模の優秀なエンジニア、クリエーター、ディレクター集団による開発体制と、海外のパートナー企業を連携した、「グローバルソーシング開発体制」を持つのが強みです。こうした開発体制を敷くことで、個々のクライアント企業の事業ビジョン、課題とニーズに合わせ適切なプロジェクトマネジャー、エンジニア、クリエーターを選抜して開発チームを組成することが可能になります。このため、サービスプランの企画提案から、開発、メンテナンス、海外現地マーケットに合わせたカスタマイズなど、ニーズに応じて柔軟に開発プロジェクトを推進できます。現在セカイラボ社は、シンガポール、米国、中国、ベトナム、バングラデシュに事業拠点を設置しているほか、世界15カ国100社のパートナー企業が抱える、約1万名のエンジニアを活用できる開発のグローバルソーシング体制を整えています。

今回DGIによる親会社であるモンスター・ラボへの出資を受けて、セカイラボは海外でのマーケティング、開発拠点の強化を図り、受注案件増加を見据えたプロジェクトマネジャーの採用も強化していきます。また、グローバルでの事業展開においては、DGグループが日本、アジア、米国で有する顧客基盤と新技術を発掘するネットワークを活用し、フィナンシャルテクノロジー領域、デジタルマーケティング領域のクライアント企業の共同開拓も図っていきます

【セカイラボ「グローバルソーシング開発体制」の特徴】

・幅広い業界の開発プロジェクトに対応可能
スマホアプリ・Web・業務システムからIoT、AR/VR、ロボットといった先端領域までの大型開発プロジェクトに対応し、金融、製造、小売、物流など幅広い業界の顧客企業ニーズに合わせた製品、サービスのプランニングから開発、コンテンツ制作、多言語対応と海外カスタマイズ、海外マーケティングのフルサポートが可能。

・ラボ型の開発体制による高品質なトータルサポートと低い開発コストを同時実現
クライアント企業は、海外に自社プロジェクト専属の開発チームを組成するラボ型開発が可能。日本での開発リソース不足や運用コストに課題感を持つ企業は人件費を変動費化できるため、自社雇用よりもリスクを抑えられ、国内での派遣や外注を利用するよりも安価で柔軟に対応可能になる。

・優秀な海外開発人材による開発サポートと現地マーケティング、ローカライゼーション
日本では厳選したプロジェクトマネジャー、エンジニア、クリエーターが最適な開発チームを組成し、開発プロジェエクトを日本語で依頼を受け円滑にコミュニケーションを図ることができる。また、中国、ベトナム、バングラデシュ、フィリピンなどの海外開発拠点と連携しプロダクトの継続的な改善に取り組み、更に、現地ユーザーのニーズや慣習に合わせた製品カスタマイズとローカライゼーションを図ることも可能。

【株式会社モンスター・ラボについて】
社名： 株式会社モンスター・ラボ
設立： 2006年2月3日
代表者：代表取締役社長　鮄川 宏樹
本社所在地： 東京都目黒区
事業： サービス開発事業、グローバルソーシング事業（セカイラボ社）、音楽事業、ゲーム事業
ホームページ：http://monstar-lab.com

【セカイラボについて】
社名： Sekai Lab Pte. Ltd.
設立： 2013年12月11日
代表者：代表取締役CEO 鮄川 宏樹、代表取締役COO 大熊 一慶
本社所在地： シンガポール（本社）、東京都目黒区（日本支店）
事業： グローバルソーシングサービス「セカイラボ」の運営
ホームページ：http://www.sekai-lab.com