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web3、企業はどう活用できる?アジア最大級のweb3カンファレンス「WebX 2024」にCrypto Garageが初出展

世界各地からweb3を中心とした最先端技術が集まるグローバルカンファレンス「WebX 2024」。アジア最大級のこのイベントに今回、フィンテック分野におけるブロックチェーン金融サービス事業を展開する株式会社Crypto Garage(以下Crypto Garage)が初出展した。

同社はブロックチェーン技術や暗号技術を駆使して企業のweb3事業を一気通貫でサポートしてきた経験から、企業のweb3活用の可能性や具体的なサービスについて発表した。

web3の進化を探求する「WebX」今年は2万人以上が来場

「WebX」は、日本最大級のクリプトおよびweb3メディア企業である株式会社CoinPostが企画・運営する、アジア地域最高峰のweb3カンファレンス。今年は8月28日から2日間、東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で開催された。

Web1及びWeb2からweb3への進化を探求する先進的なハブであり、イノベーターに共創の場を提供し、web3の未来を見据える対話を刺激する場だ。イベントには、2万人を超える国内外のweb3有識者、スタートアップ企業、既存大手企業、投資家、政府関係者、メディア関係者等が集結した。

Crypto Garageが示した、web3のビジネス活用の可能性

ブロックチェーンに関する実証実験や先行事例は年々増加し、知見などが蓄積されていったことを受け、より本番に近い環境でサービスの検証へと進む大手事業者が出てきている。また、2025年度のブロックチェーン活用サービス市場規模(事業者売上高ベース)は7,247億6,000万円に達すると予測されている。(参照:株式会社矢野経済研究所「ブロックチェーン活用サービス市場に関する調査を実施(2021年)」

ブロックチェーン金融サービス事業を展開するCrypto Garageは、デジタルガレージグループのアセットやパートナーとの協業を通じて、ブロックチェーン技術や暗号技術を駆使し、企業のweb3事業をコンサルティングから開発、運用まで一気通貫してサポートしている。

今回Crypto Garageは、親会社であるデジタルガレージと共同出展し、提供するサービス群を紹介。Crypto Garageとしては初の試みとなるイベント出展だったが、ブースには数多くの方が来訪し、Crypto Garageが持つサービスの紹介やweb3事業における企業のニーズなどについて耳を傾けていた。

ブースエリア内に設置されたピッチステージでは、同社のChief Operating Officerを務める田中潤氏が登壇。Crypto Garageの特徴として、①金融庁からの正式な登録を受けた暗号資産交換業者であること、②国内で唯一、暗号資産を安全に預かり管理する「カストディサービス」を行っていること、③金融機関としての厳格な基準を満たした高品質なブロックチェーン開発ができること、の3つを強調した。

田中氏は「これらすべてを兼ね揃えている会社は日本や世界で見ても当社しかいないのではないか」としつつ、エンターテイメント事業、コンテンツ事業、自動車会社など幅広い分野の上場企業から「何か新しいブロックチェーン事業をやりたい、というときに当社に来ていただいている」と、その引き合いの強さを語った。

web3黎明期の「こんなことできたら面白い」をフルサポート

Crypto Garagの強みは、企業向けに新たなブロックチェーンサービスのコンサルティングからプロダクトの開発、運用、マーケティング戦略に至るまで、一貫してサポートができることだ。田中氏は最後に同社が展開する具体的な2つのサービスを紹介した。

一つは、金融系サービス「SETTLENET」。田中氏は「決済をしたい、暗号資産を買いたい、売りたい、そして管理したい。それらをすべてまるっと提供できるのが、当社のSETTLENETと呼ばれるサービス群です」と説明する。

サービス群には、暗号資産取引会社、取引所、資産管理会社、ブローカーに向けた取引 / 決済ソリューション「SETTLENET PRO」、顧客のデジタルアセットを保管する「SETTLENET CUSTODY」、web3関連の事業に取り組む法人やペイメント事業者、機関投資家、富裕層向けの暗号資産販売所サービス「SETTLENET OTC」の3つがある。

もう一つは、企業がweb3ビジネスを立ち上げる上で直面するさまざまな障壁を取り除くためのブロックチェーン・バックエンドサービス「mahola」だ。「web3ビジネスをよりシンプルに」をコンセプトに、従来のweb2技術と同様に、簡単かつスムーズなweb3サービスの構築をサポート。web2には存在しないノードやIPFSなど、web3特有の要素を意識することなくサービスを開発できる。

walletの開発やNFTの配布、秘密鍵の管理などもシンプルに実現でき、NFTを活用したロイヤリティプログラム、ブロックチェーンゲーム、NFTマーケットプレイス、DID/VCなど幅広いweb3ユースケースのバックエンドとしての活用が可能だ。

田中氏は「ブロックチェーンはインターネットの黎明期のようなもの。これからこのインフラを使って何ができるだろうかと皆さん胸をワクワクさせながら、新しいサービスを考えていると思います。こんなことができたら面白いんじゃないか、といったところをフルにサポートする新しいサービスです」と語る。その上で、「ブロックチェーン金融で、何かしたい。そういう時には当社までよろしくお願いいたします」と、来場者に呼びかけた。

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株式会社Crypto Garage

金融庁登録業者として各種金融サービス並びにブロックチェーンのビジネス活用に関する課題解決や事業化を支援。技術面や規制・ガバナンスに関する相談はもちろん、「何から始めたら良いか分からない」といった漠然とした疑問にも答える。暗号資産やNFTを実際に体験できる事業者向けワークショップも提供中。

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