「世界に羽ばたくスタートアップを育成する」ことを掲げるアクセラレータープログラム「Open Network Lab（以下、Onlab）」の第29期が始動する。これまでもスタートアップの海外展開の支援を行ってきたOnlabだが、今期からはプログラムの1つとして「GLOBAL Track」を新設。国内のみならず、海外で活躍するスタートアップの育成を加速させる。
Onlabはデジタルガレージが2010年4月に創設した、日本初のアクセラレータープログラム。これまでにSeed Acceleratorでは155社のスタートアップを支援し、卒業生の中にはクラウド人事労務ソフトを提供する「SmartHR」（第10期）のようにユニコーンに育った企業や、「Y Combinator」に日本人として初めて採択され、米国で福利厚生SaaSを提供する「Fond Technologies (旧AnyPerk)」などグローバルに活躍するスタートアップも生まれている。
第29期のプログラムでは、国内での事業成長を支援する「JAPAN Track」に加え、海外展開を支援する「GLOBAL Track」を新設し、海外での事業検証や海外VCからの資金調達方法など、現地での実践的なノウハウを提供する。
8月の最終選考会で参加企業が決定し、プログラム実施期間は2024年9月〜12月。参加者は起業経験豊富なメンター陣の指導を受けながら自社のビジネスモデルの仮説を構築・検証し、練り上げた事業実績や展望を12月のDemo Dayで披露する。
プログラムの詳細や「GLOBAL Track」新設の背景については、以下の記事へ。
Onlab Journal
日本での成長支援を行う「JAPAN Track」に加え、海外進出を志すスタートアップを支援する新プロジェクト「GLOBAL Track」を始動
