デジタルガレージ、クレディセゾンと業務提携に向けて基本合意

〜スタートアップ企業の育成やビッグデータ事業等で連携へ〜

 株式会社デジタルガレージ(大証 JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役グループCEO:林 郁、以下:DG)は、 株式会社クレディセゾン(東証一部 8253、本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏、以下:クレディセゾン)と、国内外におけるスタートアップ企業のインキュベーション事業や、ビッグデータ領域における事業について、このたび業務提携に向けた基本合意をしました。

 DGとクレディセゾンは、2013年3月に発表したDGグループでオンライン決済事業を担うecontext ASIA Ltd.(本社:香港、Chairman林 郁/CEO沖田 貴史、以下:econtext ASIA)へのクレディセゾンの出資とこれに伴う日本を含むアジア市場における決済サービス事業の共同推進を通じて、すでに事業連携に着手しております。今回の業務提携は、これを決済サービス事業以外の領域に広げるものとなります。

 今回基本合意した業務提携の主な内容は以下の通りです。
(1) DGのインキュベーション(起業支援)事業を通じたスタートアップ企業の共同育成及び事業連携
(2) ファンド等を通じた有望企業への共同出資及び共同インキュベーション
(3) 両社が持つノウハウやサービス、リソース等を活用した、DGが推進するビッグデータ事業を含む広告マーケティング事業における連携及び協働による新規サービスの提供

 インキュベーション事業連携においては、クレディセゾンが有する約3,500万人のカード会員や約890万人のネット会員のデータリソース、有効期限のない「永久不滅ポイント」とそれを活用したポイントサイト「永久不滅.com」等と連動したサービスの開発に必要な技術情報などを、グローバルに活動する起業家志向のエンジニアを支援するOpen Network Labを始めとしたDGのインキュベーションセグメントに提供し、新たにネットビジネスを切り開いていくスタートアップ企業の共同育成及び事業連携を推進することを計画しています。

 またビッグデータ領域における事業連携では、DGやDGグループが有するネット決済やリコメンデーションエンジンの運営、消費者向けサイトを通じて構築したメディアデータベースと、クレディセゾンが有する会員の属性・購買履歴などのデータベースの連携の可能性を追及し、質の高いリサーチ/マーケティング支援事業、O2Oソリューション、決済サービス、新規サービスの提供を目指します。

 これらの業務提携により、両社が持つ事業領域の強みやノウハウを用いたシナジー創出を推進し、今後決済サービス事業 以外の領域でも、相互の企業価値を向上させるため活動を加速してまいります。

【株式会社デジタルガレージ】 http://www.garage.co.jp/
株式会社デジタルガレージはインターネットサービスにおける投資・育成支援事業、マーケティング事業、グローバルオンライン決済事業の三つの事業に注力しています。1995年の設立以来、ポータルサイト、eコマース、インターネット広告代理事業、モバイルコミュニケーション事業、ブログやSNSなど、常にインターネットにおける最新技術をビジネスとして展開しています。インキュベーション事業においてはTwitterやLinkedInなどに対して日本でのビジネス展開を支援した実績もあります。

【株式会社クレディセゾン】 http://www.saisoncard.co.jp/
1982年よりクレジットカードの発行を開始し、以降約30年間にわたり、サービス先端企業として、常に徹底した顧客志向を 貫きながら、カード業界の常識にとらわれないイノベーティブな発想で新たな商品・サービスを生み出し、業界において独自のポジションを確立。現在は、「マルチプルな収益源を持つノンバンク」を目指し、クレジットビジネスに加え、リース・レンタル、 信用保証、フラット35などのファイナンスビジネスや、最も高い成長が見込めるネットビジネス、そして経済発展の著しいアジアマーケットにおけるリテールファイナンスビジネスにも積極的に取り組んでいます。


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