デジタルガレージ子会社のNeo、Lean Startup特化のファンドを組成

〜Eric Ries氏をアドバイザーに迎えグローバルな起業家支援を強化〜

 株式会社デジタルガレージ(大証 JASDAQ 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 グループCEO:林 郁、以下:DG)の100%子会社であり、企業や政府向けのソフトウェア開発とデザインコンサルティングを手がけるNeo Innovation, Inc. (本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ市、President:Ian McFarland、以下:Neo)は、Lean Startupを実践する有望なスタートアップ企業への出資を目的としたファンド「Neo Lean Fund」を組成することを明らかにしました。Lean Startupは、開発と検証を短いサイクルで繰り返しながらプロダクト開発を進める点に特徴があり、インターネットサービスを効率よく立ち上げる手法として最近注目を集めています。

 Neo Lean Fundには、Lean Startupの提唱者でNeoのゼネラルパートナーでもあるEric Ries(エリック・リース)氏がアドバイザーとして就任し、投資先の選定や投資後の事業育成に関わります。「Lean Startupというコンセプトの下にファンドが生まれることにエキサイトしている。コンセプトの正しさは既に多くの人に認めてもらった。これからは投資を通じてLean Startupをビジネスに生かす段階に入る」(Eric Ries氏)。

 Neoは、米国(サンフランシスコ、ニューヨーク、オハイオ、ノースカロライナ)、ウルグアイ、イギリス、シンガポールに拠点を構え、アジャイル開発に精通した80人規模のエンジニアやデザイナを抱えています。Neo Lean Fundの投資先には、こうした拠点を軸としたソフトウェア、デザイン、起業に関するグローバルなネットワークを提供します。また、Neoがヘッドクォーターを構えるサンフランシスコのビルには、さまざまな投資先の起業家やエンジニアが机を並べて交流できるインキュベーションセンターを開設する予定です。「DGとの連携によってNeo Lean Fundを立ち上げられたことを非常にうれしく思っている。決済ソリューションや広告ネットワークといったDGグループの他事業を活用し、Lean Startupを実践するスタートアップ企業の事業拡大を、日本とアジアの市場で加速させるプラットフォームになることを目指す」(Ian McFarland)。

【Neo Lean Fundについて】
ファンド名 : Neo Lean Fund
General Partner : Neo Lean Fund Management, LLC
Fund Manager : Mikihiro Yasuda, Ian McFarland, Kent Lindstrom, Francis Wong, Akinori Koto
Limited Partner : 株式会社DGインキュベーション


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