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CEOコメント 第37回 2008年8月

平成20年6月期の決算サマリー
~営業投資有価証券16億円減損を主因とする業績修正に関して~

8月1日の臨時取締役会で承認の上、平成20年6月期業績予想の修正を発表致しました。(詳細は、14日に決算短信を発表し翌15日の決算説明会におきましてご説明する予定です。)

最初に株主・投資家の皆様には、DGインキュベーション(投資育成事業)を主因とした、大幅な修正で、大変ご心配をお掛けする最終決算をご報告するにあたり、心よりお詫び申し上げます(将来への危惧を先送りするような方法ではなく、監査法人とも協議の上、既に始まっている期に向けて真摯に対応させて頂きました)。

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  (クリックすると「2008年6月期事業セグメントサマリ 対計画/前期比較」が開きます)

一方で、インキュベーションセグメント以外の【■事業系 3セグメント:ファイナンス・ポータル/ブログ・ソリューション】も一部計画未達の事業会社はあったものの、今期も引き続き成長トレンドは維持できました。 中でも、【■ポータル・ブログセグメント】は主に◆カカクコムグループが牽引し、力強い成長が続いています。

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  (クリックすると「事業系セグメントの売上高・営業利益の推移」が開きます)

決算修正の最大の要因は、◆DGインキュベーションの営業投資有価証券16億円減損損失(大幅な下方修正の要因となったものの、現金支出はなく、あくまで株式取得簿価を低減し、将来の収益最大化を図ります)と、インキュベーション事業の計画未達です(国内外のIPOマーケットの冷え込みや、事業会社サイドとしての公開延期により、想定していた株式売却も未達となりました)。また、合わせて育成中の連結子会社に対しても、例外なく保守的に対応しました。

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  (クリックすると「インキュベーションセグメントの売上高・営業利益の推移」が開きます)

今期は大手VC/日本アジア投資(JAIC)と設立したファンド経由の“全方位の純投資”を基本的に凍結し、地肩の強いシリコンバレーや日本の事業を厳選した“事業型投資”へと、既に軸足を移しています。

平成20年6月期決算のマイナス面は以下の3点に集約されます。

1. 【■インキュベーション事業】において、大きな環境変化と会計ルールを含む監査の厳格化により、営業投資有価証券の減損損失16億円を計上し、大幅な業績下方修正の主因となったこと(とくに小社グループでは、一般の事業会社では特別損失になるべき減損計上処理が売上原価に計上され、営業利益ベースでも赤字ということになりました)。

2. 【■ファイナンス事業】において、上場子会社イーコンテクストの5月14日の下方修正後、 1)一時的に通信トラブルが起こり、取引先対応および、障害復旧対応費用として引当金を積んだこと、2)資本業務提携先の投資有価証券の減損損失を計上したこと。以上二つの特別損失を計上し、再度下方修正したこと。

3. 【■ソリューション事業】では、DG&Ibexは引き続き好調でした。また、今期決算から連結を開始した創芸は、価格コムとの共同事業「『マンションDB』の新規事業投資」を乗りこなし、4期ぶりの黒字決算を達成したものの、建築基準法改正による建築確認審査期間の長期化等の影響で、好調な上半期から減速し、当初計画に対し未達に終わったこと。

上場以来最大の下方修正の発表となり、ご心配をお掛けしますことを重ねてお詫び申し上げます。しかしながら、 投資育成事業の営業投資有価証券の減損損失や、イーコンテクストの再下方修正も一時的な今回限りの出来事だと認識しています。経営体制や事業運営に関して改革するべきは改変し新しい3ヵ年に向けての最終準備に入っています(事業経営を取り巻く、各種のルール変更や経済環境の変化を冷静に見極め、次なる3ヵ年のグループ経営における「全体最適と部分最適」「求心力と遠心力」の最適化に向けての再点検を、両ウイングから鋭意行っています)。

8月14日の決算短信と同時に発表する【■DGグループ新中期経営計画■】に向けて、グループ各社と創造する、次なる未来に向けての設計図策定に向け、既に大車輪で動き出しています。 このたびの決算は、減損損失の計上が主因でありますが、役職員一同、株主・投資家の皆様の立場で真摯にかつ誠実に株主価値拡大にまい進していく所存です。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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